学ぶとはどういうことか

最近、本棚に入れっぱなしにしてあった「養老孟司の<逆さメガネ>」という本をもう一度読んだ。
彼の考えにすべて賛成というわけではないが、非常に多くの点で共感できた。
特に「知のあり方が変わった」という項目
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知ると言うことの意味が根本から変わってしまった。知ると言うことがまさに技法、ノウハウに変わった。
知ると言うことは、本質として自分の考えも変わるということ。大げさに言うと、別人になるということ。ただ現在の若い世代にはその感覚がまったく消えてしまった。自分という確固とした実在があって、それに知識が加わっていく。それはコンピュータの中にデータが蓄積されるのに等しい。
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最近の大学生と接していて、まさにこの通りなんですよ。
養老孟司の言葉を借りると、
習う方の学生が、自分が変わっていくとは思っていない。それでは教育になりません。育つというのは、変わるということじゃないですか。教育の「育」は「育つ」ですよ。それを、コンピュータの容量が増えると思っているんじゃないんですか。それでは「育たない」。