天井桟敷

〜無線は心の栄養剤〜

PLCテスト その8


L1線、L2線、共通N線の3線からなる単相3線屋内電力線において、100Vの(L1-N)系統と(L2-N)系統間でPLCによる通信速度に違いが出ることは以前紹介しました。じつはこのことがPLCによるノイズの大きさに関係があることがわかりました.

これまでの実験ではすべて(L1-N)系統ー(L2-N)系統間という別系統のコンセントを使用していました.
今回は子機を親機と同じ系統のコンセントに挿してノイズを比べてみました。比較のためにこれまでの実験と同じコンセント(別系統)のデータももう一度測定しました.
親モデムー子モデム間の電灯線の距離は同一系統の方が、同じ部屋の別のコンセントなのであきらかに短いはずです.

受信機:FTdx9000D AMモード
中心周波数:14.80MHz
スコープスパン:100kHz  ピークホールドモード
2006年1月8日測定
測定場所:住宅地域
木造家屋
家屋の北側の外壁から3m離したループアンテナ

写真上:別系統のコンセントに子機モデムを挿してデータ転送した場合
写真中:同一系統のコンセントに子機モデムを挿しでデータ転送した場合
写真下:先ほどの同じコンセントに差してデータ転送した場合

●わかったこと
1.同一系統間では最大8dB程度(平均5dBくらい?)ノイズレベルが上がる.

2.同一系統内でも同じコンセントに挿した場合よりも、違うコンセント間の方がノイズレベルが高い.


同一系統間ではデータ転送速度が30Mbps以上となりますが、その分ノイズレベルもさらに上昇.
注:今回の実験によるノイズパターンがこれまでの実験でのノイズのパターンと異なるのは、親機モデムのコンセントの位置を変えたためです.ただしこの写真にある3つの測定は、親機モデムのコンセントが同一で、子機モデムのみコンセントが異なる条件で行っています.